2009年2月16日月曜日

弱かった私が今では強くなった

私は体が弱く、二十歳まで生きられるかどうか危ぶんだと前に言ったが、このごろではほとんど病気らしい病気をしない。五十代半ばの頃、超多忙で、私は心筋梗塞の一歩手前まで行ったことがあった。いくら病院で出してくれる薬を飲んでも、心電図が改善されないのである。その時、一人の教会員が来て、食事療法をすることをすすめてくれた。それは、玄米雑穀飯に菜食である。肉などの動物性蛋白質や砂糖、化学調味料をやめるというものであった。一か月ほどして、体重は九キロやせた。すると医者からすすめられていた水泳の調子がよくなった。それまでは、二、三百メートル泳ぐと一休みし、それから千メートル泳ぐのである。ところが、今度は休みなしに千メートル泳ぐことができるようになった。家内も一緒に始めたところ、尿素窒素の数値が正常値になった。

こうして、私たち夫婦は八十を超えたが、至って健康体である。耳は遠くなり、記憶力も衰えたりしてきてはいるが、多くの人がインフルエンザにかかっても、私たちはかかったことがない。

人間の体に与える影響としてストレスが大きいことはよく知られているところだが、私たちクリスチャンは、ストレスになるようなことが起って来ても、それをまともに受けない方法を知っている。それは、主イエスが次のように仰せられていることを実行するからである。
「疲れている人や、重荷を負っている人は、だれでも、わたしの所に来なさい。わたしは、あなたがたを休ませてあげよう。」(マタイ11:28)

これを実行していれば、倒れてしまうことはない。ストレスは、暑さ、寒さばかりではなく、痛いこともストレスになる。しかし、人間特有のストレスとしては、感情的なものがある。だれかに対して怒ったり、恨んだり、憎んだりすることがストレスとなって、肉体をむしばんでいく。自分に対してひどいことをした人を赦すこと。自分の意思や力でやろうとしても、それはできる相談ではない。そこには、どうしてもキリストの力が必要である。キリストによって赦されたという経験のある人なら、だれにでもできることである。だから、私はクリスチャンになって、よかったと思っている。弱虫だった私がこんなに強くなっているのは、キリストのおかげだからである。